ビジネスサポートを始めたばかりのころ、ベテランヒーラーさんのお招きでお話し会をさせていただいたことがあります。
「お客さん、来ない~。お客さんってどこからやって来るの~?」と(^^;)
あたふたしていた鳴かず飛ばずのセラピスト時代の私を知っている方。
「どうして仕事がうまくいくようになったのか、そういう話をして欲しい」と頼まれたんですね。
でもその答えって、
「なんだ、”仕事”すればいいんじゃん!」って気づいたから。
これじゃあ、答えになってないんですよね。
みなさんが聞きたいのは、こういうことじゃないですよね?
とお返事すると、
やっぱりそうなのね。
それでいいんです。
わかる人にはわかるから。
ホントにそれでいいのかなぁと悩みながら、お引き受けさせていただき、そんな話とノウハウ的な話と。両方したような記憶があります。
やり方とあり方・do と be
やり方とは、何かをすること。
だから、言葉で説明出来ます。
あり方とは、文字通り、ただあること。
言葉で説明することは、本来不可能です。
言葉ではないものです。
ですが人間というのは、やり方を教わってきた経験の延長で、同じようにあり方も教わろうとしてしまいます。
やり方と同じように言葉での説明を求め、言葉でわかろうとします。
でも、本当の「わかった」が起こるとき、言葉は消えていますよね?
理屈ではなく、「わかった」になります。
「ああ、そうか!」と。
腑に落ちハラに落ちた時、
なぜわかったかを、説明することが出来るでしょうか?
何がどうわかったのか。
説明すること、出来ますか?
本当の「わかった」って、そういうことですよね。

グラスの水は、最後の一滴であふれ出す
プロファイル・メカニックの私は、言葉で説明することがとても得意です。(自分で言うけど(笑))
でも、それゆえ迷走してしまったなと。
最近やっと気づきました。
そう、「わかった」のです。
「なんだ、”仕事”すればいいんじゃん!」
これを言葉で説明すればするほど、その言葉を理解しようとしてしまう。
でも、言葉は言葉。
本質からは離れていく。
ちょっと前に、とあることから、「フーコーってどういう人だっけ?」と思い検索していたら、こんな絵にたどりつきました。
ルネ・マルグリットの『イメージの裏切り』というタイトルの絵。
「これはパイプではない」と書かれています。
これはパイプの絵であって、パイプそのものではない。
「知る」と「わかる」は違う。
「わかる」と「それを生きる」は、全く違う。
このことの意味、伝わるでしょうか?
やり方とあり方・do と be
やり方を教わるようには、あり方を”わかる”ことは出来ません。
その延長線上には、新しい理解は生まれません。
以前、こんな記事も書いています。

5月から、新しい年間クラスをスタートします。
人生の流れをつかみ、豊かさのフローに乗る。
これがテーマです。
とはいえ、メカニックおおのぎが開催する講座(笑)
ふわっとした気づきで終わる、ありきたりのものではありません。
まず前半で、抽象度を上げる視点を育てます。
人生の流れ・宇宙の流れをつかみ、魂の目的を知る。
でもこれは気づきです。
気づきだけでは、現実は変わらない。
後半は具体化、魂の目的の実現のために、
「じゃあどうしたらいいか」
気づきを現実に落とし込む。
抽象度を上げるための最強のツールが、ユニオミスティ『ハートの錬金術』
現実に落とし込むための最強のツールが、ウェルスダイナミクス『富の力学』
抽象と具体(現実)
両方を扱う講座って、おそらく今までには無かったのではないでしょうか。
自分を活かし、魂を生かす。
精神的豊かさと物質的豊かさ
聖と俗
ゾルバザブッダという新しい生き方へ。
一緒に一年間、生きてみませんか?