アレクサンダー・テクニークを使って身体から始める”伝わるコミュニケーション”

伝わるコミュニケーション

「あり方」が大事!
それは誰もがわかってる。

だけどその「あり方」って、いったいどうやって作るの?整えるの?

そう聞かれたら、あなたはどう答えますか?
    

自分自身の身体に意識を向けることで、一瞬で「あり方」は変わる。

そう言ったら、信じてもらえるでしょうか?
   

自分自身のあり方を整えることは、起業家のリテラシーの一部だと大野木研究室は考えます。

わかっているようで意外にわかっていない、つかみどころがない「あり方」というものを、
身体というわかりやすいもの、自分でつかめるものを使って体感しよう

身体の専門家をお招きして、こんなワークショップを開催することになりました。

目次

身体に意識を向けるだけで「あり方」は変わる

「ありかた」は、「在り方」とも書くことが出来ます。
つまり、「在り方」とは、自分がどのように存在しているかを意味します。

私たちは、身体を持って存在しています。
ということは、身体と在り方は密接に関係している。
「在り方」とは、どのような身体の状態でいまここにいるのか、とも言えます。

そして、その身体の状態に影響を与えるのが、私たちの思考や感情、意識です。

たとえば、「失敗したくない」「上手くやらないと」というような意識は、私たちを緊張させ、身体をぎゅっと固く縮こませてしまいます。
  

固まった身体のままでクライアントに向き合うのか、
ゆったりとくつろいだ身体で向き合うのか。

どちらがクライアントが話しやすく、心を開きやすいか。
そしてあなたのアドバイスを受け取りやすいか。
言わずもがなですよね。
   

精神論で緊張を克服し、あり方を整えることも出来るかもしれません。

だけどそれって、かなり難易度が高くないですか?
何をどう頑張ればいいのか、正直わからなくはないですか?

心にアプローチするのは、実は身体からの方が早い。

身体の仕組みの正しい知識をほんの少しだけ深め、
身体に向ける意識をほんの少しだけ今までと変えるだけで、

驚くほど「整う」のです、自分自身の身体が。
そして、自分自身の在り方が。
    

先月初開催した【ハート瞑想の会】で、実際にそれを体験した方々から、こんな感想をいただきました。

Aさん

今日はありがとうございました。
「背骨は腕ぐらい太い」とイメージした時、自分の身体への信頼感が湧いてきました。もっと自分(の身体)を信頼して良いんだなあと、しみじみしています。
これは私にとってのBirth of love な体験でした。

Bさん

つい気掛かりな事に目がいきがちで、ゆるめる事を忘れがちで緊張しっぱなしだったりします。
アレクサンダー・テクニークの先生の思わぬお話もきけて、わかりやすく、イメージしただけでふっと楽になれました。

そうなんです。
このワークショップを開催するのは、【ハート瞑想の会】がきっかけでした。
     

なぜ身体のワークショップを開催するのか

ことの発端は、先月初開催した【ハート瞑想の会】

誘導瞑想しながらみなさんのエネルギーを感じていくと、みんな前のめり。
思考優位のせいか、真面目で一生けんめいのせいなのか。
エネルギーが前方に行き過ぎて身体の中心にない。

なので、意識を少し後ろにずらしてみるよう誘導していきました。

すると、瞑想を終えた後、

「呼吸が深くなった」
「ずっと感じていた背中の傷みが気にならなくなっていた」

という感想が。
       

おおのぎ

瞑想だからと言って、精神性ばかりに走ってしまうのは違う。
身体って重要なんですよー

という話をしかけたのですが。

そういえば、目の前に身体の専門家がいるじゃないか!

ひとりで何もかもやる必要はない。
「使えるものは何でも使え!」が大野木研究室のモットー(笑)
で、無茶振りしました。

さっちゃん、私を助けてくださーい!
背骨の位置の話をしてくれませんか?

さっちゃんこと白井さちこさんは、アレクサンダー・テクニークの国際認定教師。
私のいきなりの無茶ぶりを、快く引き受けてくれました。

そしてほんの数分、頭と背骨の関係や骨格の位置をレクチャーしてくれたのですが、もうそれだけで、みなさん驚き!ビックリ!しまくりでした(笑)

ほんのちょっと身体に意識を向けるだけで、こんなに変わるのかと、瞑想会終了後の感想スレッドも、この身体感覚の話でにぎわっていました。

みんながこんなに驚いて、こんなに喜んでくれるなら、さらなる無茶ぶりをするしかない!
特別セミナーをやってもらえないか、お願いしたところ、ご快諾いただけました。

主催者だけが一方的に何かを発信するのではなく、メンバーたちも、自分の得意なこと、お役に立てることを分かち合う。そんなグループを夢見ていたのですが。
早くもその夢が叶いました!

講師プロフィール

AT Dance 白井 さちこ
 あなたの動きの可能性をひらく ダンス・キラメキスト

 アレクサンダー・テクニーク国際認定教師(ATI)
 日本アレクサンダー・テクニーク協会メンバー
 NPO法人芸術家のくすり箱 プロフェッショナル会員

白井さちこ

<略歴>

1963年 横浜生まれ。
高校卒業後にジャズダンスを習い始める。フィットネス全盛期でエアロビクスやヒップホップ、バレエなどダンス三昧の日々を過ごしていた。20代後半からすでに腰痛。マッサージ&整体通いの日々。

仕事は映像製作系の会社を経て、2000年よりTDKコア(のちに日本コロムビア)。バレエやダンス、ヨガ、ピラティス等のDVDを多数プロデュース。

2008年、BODYCHANCEの教師養成コースに入学。数々のマスターティーチャーから薫陶を受け約6年かけて1,600時間を超える学びを修了、2014年からAT Danceとして活動をスタート。
現在は、さまざまなジャンルのダンサー(プロアマ問わず)を主な対象にレッスンを行なっている。
趣味のジャズダンスは今も現役。
 

◆ HPはこちら

AT Dance 踊る身体の骨[コツ]を知る

ワークショップに向けてメッセージ

仕事で誰かと出会うとき、まず目に入るのは顔と身体ですよね。
第一印象を決めるのは、顔だけでなく身体も大事。
だって、身体の方がだんぜん大きいです。
自分がどうありたいかを表現しているのも身体です。

それなのに、表情のことは気にしても、身体がどうしているか忘れていませんか?

お客様が心を開くかどうかはあなたの身体のあり方で変わります。
そして身体のあり方が変わると、あなたから出てくる言葉も変わります。

自分の身体がわかると、存在感も変わります。

アレクサンダー・テクニークを使って
身体から始める”伝わるコミュニケーション”
 
体験したい方はぜひお越しください。
予定としてはセミナーを60分くらい、
その後30分くらい質問&感想などいただきながら、
もしかしたらプラスαのレッスンがあるかもしれません。

私の人生を変えたアレクサンダー・テクニーク

アレクサンダー・テクニークの教師になるためには、4年制大学に通うのと同じくらい、もしかしたら大学院まで通うくらいの勉強と研鑽が求められます。(もちろん時間と費用も。)
とにかくプロ中のプロ。ヘンタイと呼べるレベルのプロです。もちろんいい意味で(笑)

しかも、ただ単に「身体の使い方」を教えてくれるメソッドではなく、「わたしの使い方」を教えてくれるもの。
音楽家や俳優、芸術家、スポーツ選手など、世界中の一流のパフォーマーが取り入れているメソッドです。
   

私がさっちゃんに出会ったのは2009年、アレクサンダー・テクニークを学ぶ学校ででした。
当時の私は、起業なんて1ミリも考えていない普通の会社員。だけどアレクサンダー・テクニークのことを知りたい一心で、まさに清水の舞台から飛び降りる思いで入学を決めました。

場違い感をぬぐえずドギマギしている私に、声をかけランチに誘ってくれたのがさっちゃんでした。
それ以来のお付き合い。気がつけば、古いお友達になってます。
こうやって一緒に何かを出来るようになるなんて、生きててよかった(笑)
大げさかもしれないけど、そう思います。
   

教師の道は、たった一年で挫折した私ですが、アレクサンダー・テクニークに出会って、人生変わりました。
「私」という全体を学び、感じ、より自由に生きるための知恵を授けてもらったのです。
      

レッスン中に「しっかりとした自分の体」がわかった瞬間、「へにょへにょのぺラペラ」だったセルフイメージが、「しっかりとして素晴らしい自分」に書き換わりました。

使命を生きる “やりたいこと”から...
『「へにょへにょのペラペラ」だったわたし』 天職を生きる人のための対話セラピスト おおのぎむつこです。   はじめてのかたはこちらへ「へにょへにょのペラペラ」私、ずっと自分の体のことを、こう思ってました…


そして学びを深めていけばいくほど、たどり着くのは同じところ。
「私たちは元々完全な存在である」というすべてにおいての真理。

だから何かを足すのではなく、余計なことをしているのをやめればいい。

今の私を形作っている原理原則は、この頃にインストールされました。

使命を生きる “やりたいこと”から...
『【私の物語⑪】余計なことをやめる。(アレクサンダー・テクニークで学んだこと)』 対話セラピスト 大野木睦子です。クラニオセイクラル・バイオダイナミクスをなんとなく知っているという整体の先生に「無言で動かずに、30分も40分も座り続けるあれ…
使命を生きる “やりたいこと”から...
『【私の物語⑫】わたしという全体(アレクサンダー・テクニークで学んだこと2)』 対話セラピスト 大野木睦子です。アレクサンダー・テクニークの話。もう少し続けます。個人レッスンを受けているときのことです。頭から背骨の1個1個の骨を意識しなが…

「全世界の人がアレクサンダーテクニークを習った方がいい!」

そう叫びたいほどアレクサンダー・テクニークを愛し、リスペクトしています。
 

ほんの少し身体のしくみを知り、ほんの少し意識を変えるだけで、

  • 音楽家なら楽器の音や歌声、深みや奥行、やわらかさや力強さ。聞く人の心に届くものが変わります。
  • 施術家ならば、触れられたお客さまが感じる心地よさの質が、格段に変わります。
  • 人前で話すお仕事ならば、伝わる想いの深さが、確実に変わります。

アレクサンダー・テクニークの学校は、さまざまなパフォーマーが受講しています。その学びの中で、実際にこの目でこの体で体験した事実です。
   

在り方が変われば、伝わるものが変わる。
そしてその「在り方」は、身体から作っていけるのです。

もちろん私たちも身体を持って生きているのですから、アレクサンダーを知っているかいないかで、クライアントに与える影響が、何倍何十倍どころか何億倍も変わります。

この素晴らしいメソッドを紹介できるのが、嬉しくてたまりません。

どんな仕事でも、お客さまとのコミュニケーションは必須です。

明日のセッションから役に立つ身体の使い方。

アレクサンダー・テクニークを使って身体から始める
“伝わるコミュニケーション”

日時:2023年1月11日(水)21時~

会場:ZOOMによるオンライン

(イベントの開催は終了しました。)

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