成長とは『負け』の解像度を上げること

大野木研究室オンラインゼミ【おおのぎのブレイクスルーから学ぶ会】
42名のお申し込みをいただき、無事開催いたしました!

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【対談セミナー】おおのぎのブレイクスルーから学ぶ会 「起業したものの、どうもパッとしない」 「”そこそこ”までは行くけれど、突き抜けられない」 「超えられない壁がある...」   だからブレイクスルーを起こしたい!...

・鳴かず飛ばずのセラピストだった私に、なぜブレイクスルーが起きたのか?
・ブレイクスルー前後の私は、何を考え、どんなことをしていたのか?

当時のメンターだったどいちゃんとの対談形式で、具体的に赤裸々に!
死守しようと誓った90分の予定を結局オーバーして2時間近く(笑)
熱く語らせていただきました。
    

たくさんのお話をした中から、

・ブレイクスルーを引き寄せるために、避けてはいけない重要なポイント

について、ブログでもお伝えしようと思います。

ブレイクスルーが起きるということは、自分が大きく変わるということ。成長の階段を上り、新しい世界が見えるようになること。

成長には、成長痛がつきものなんですよね。

ブレイクスルーから学ぶ会
目次

同じ土俵に立っているか

まずは、いただいた感想を紹介させていただきます。

睦子さんとどいちゃんが、それぞれのアツさで語り合う、「場」をリアルに見せていただいたこと。
これが私にとって一番でした。

あの時私が感じたのは、リアルな「土俵の違い」
ビジネスをする側お客さん側の、立ち位置の違いでした。

だからお話しに引き込まれる一方で、むっちゃくちゃ「向こう側感」を感じて、
「そっか…。私、そもそものところで、土俵に上がってなかった」
となりました。

睦子さんがブレイクスルーしたのは、当時、赤外線でも愚痴を言ってても、既に「ビジネスをする側」の土俵に立っていたからだろうと思います。

翻って自分は、「分かっていたつもり」でも、自分が「お客様側」にいるって、やっぱり分かってなかった。(分かったつもりは分かってない!)

そりゃあお客さん側にいたら、ライバル分析しましょうって言われたって出来るわけない。
自分が同業他者をライバルって思ってないんですもん。

上手くいかない原因は、やっぱり自分でした(汗)

「負けの解像度を上げる」

私は解像度上げる前に、やっと自分の「負け」を自覚したようです。(苦笑)

実はセミナー当日の朝、こんな記事が目に飛び込んできました。

CHIMNEY TOWN - 西野亮廣の公式ブ...
『負け』の解像度を上げる - | 西野亮廣の公式ブログ (※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)https://voicy.jp/channel/941/248

いや、正確には耳に飛び込んできました。
毎朝、『西野さんの朝礼』をvoicyで聞くのが私の日課なので。

そこで語られていたことは、まさにその夜、自分が話そうと思っていたこと!!

なんたる偶然!
いや、なんたるシンクロ!なんたる引き寄せ~~~!!

一部、紹介させていただきます。

これは僕もこの一年痛感したことなのですが、『映画 えんとつ町のプペル』を作る前に観ていた映画は、やっぱりどこまでいっても「お客さん」として観てしまっていたのですが、『映画 えんとつ町のプペル』を作った後に観る映画は、すべてがライバル作品なんです。

(中略)

「お客さん」として観ていた時は「神様!すごいものを見せてくださって、ありがとうございましたぁー!」といった感じの全面降伏だったのですが、ライバルとして観た時には、「Aの表現は負けてるけど、Bの表現は勝ってるな…」といった感じで、言ってしまえば、「負け」の解像度が上がってるんです。

その調子で負けの解像度が上がると、「Aを克服する為にはどうすればいいか?」や「Aは捨てて、Bを前面に押し出していこう」といった感じで、次の打ち手が決まる。

これを「成長」と呼ぶと思うのですが、成長とは、つまるところ「負けの解像度を上げること」だと。

あの頃の私がやっていたのは、徹底的な同業他社研究
売れているカウンセラーさんのことを、リサーチしまくっていました。
プラス、あちこちにアンテナを立てて、業界の動向をウォッチしてましたねぇ。

「むつこさんとのセッションは、まずむつこさんのレクチャーから始まるんだよね(苦笑)」と、どいちゃんは言ってましたが。

なぜ自分は売れていないのに、その人は売れているのか。

その違いを考え、調べつくし、また考えて。
どいちゃんに会うなり、あーでもない、こーでもないと、しゃべりまくっていたんです。

売れている同業他社を研究するのは、あたりまえ中のあたりまえ。
でも、意外とやる人は少ない。
やっても、その精度が低い。

やっぱり売れてる人は違いますね

何がどう違うの?どこが違うと思ったの?

え、えーと・・・

なぜなんだろう、なぜそれ以上考えない???

そう思っていたんですが、西野さんの記事を読んでなぞは解けた。

同じ土俵にあがっていない。

「お客さん」で見ているんですよね。
そりゃあ、「わー、すごい!」で終わってしまいます。

もちろん、この記事をセミナーで紹介しました。
おかげでみなさんにグッと刺さったようです。

こんなふうに、ドンピシャの情報が飛び込んでくる。
実はこういうこと、ちょくちょく起こるんです。
いや、イベント前に、ほぼ起きます(笑)

それは別にスピな特殊能力とかではなーい!
ビジネスをする側の意識でアンテナを立てている。
だからキャッチできる。

それだけのことなんです。

負けを認めるのをジャマしているのは

もうおひとり、感想を紹介させていただきます。

睦子さん、どいちゃん

火曜日のセミナー、ありがとうございました。

あんなふうに、ざっくばらんに何があったかをお聞きできる機会は貴重で、とても面白かったです。

睦子さん側のお話だけでなく、どいちゃんのお話をお聞きできたことで、疑っていたわけではありませんが、本当にそうなんだ…と納得できました。

と同時に、ぐさぐさといろいろ刺されまして、満身創痍です。

睦子さんのように、他の人がどうやっているのかを調べることも大してしていなかったし、役に立てていない自分を受け止めることもできていませんでした。

プライドが邪魔をしていました。

負けの解像度という言葉が出ましたが、ピンボケもいいところです。
何も見えていません。

そうか、だからうまくいかないのか、ちゃんとまっすぐに自分を見ないといけないぞと強く思いました。

起業は人生の表現。
どれだけ自分の思いを語れたか。

この言葉をパソコンに貼って(笑)、ことあるごとにセミナーの内容を思い返します。
ありがとうございました!!

「プライドが邪魔をしていました」

素直に認めた!
グッジョブ!です(^^)/

かくいう私も、まったく同じ道を歩んできました(笑)

売れっ子カウンセラーさんのことを研究しまくっていたある日、悔しいけれど、その人が販売していた集客のノウハウの教材を買いました。

本体の内容は覚えていません。たぶん1回くらいしか見なかったと思う。
だけど今でも覚えていることがある。

特典としてついてきた男性コンサルさんとの対談音声の中で、こんなことを話されていたんです。

何千万も稼いでいるって、それを言うと嫉妬されたり、反感を買うのもわかってる。
でも、何千万も稼げてるってことは、少なくとも私は、それだけたくさんの人を幸せにしてるってこと。だからいいかなって思うんです。

もう、ガーンとしましたね(笑)

「私、この人より全然売れていない!
エラソーなこと言ったって、幸せに出来ている人、役に立てている人、全然少ないじゃん!」

やっと目が覚めました。

売れていないってことは、誰も幸せにしていないってこと。

この単純な事実に、やっとやっと気がついたんです。
いや、目を逸らしていた現実を、やっと直視し受け入れたんです。

当時の私は、キャッシュフローはマイナス。
ウェルススペクトルは、一番下の『赤外線』です。

ウェルススペクトル
あなたを富へと導く9つの地図 ~ウェルススペクトル~
   (およそ9割が基礎プリズムと言われています。)

お金が減っていくのは、人間にとって生存に関わること。本能的な恐怖です。
そしてその恐怖は、二次感情として怒りに変わります。

「どうして自分は売れないんだ?
どうして私の良さをわかってもらえないんだ!」

被害者意識満載の、典型的な赤外線のマインドでした。

そこから抜け出せたのは、『負け』を認めたから。

事実、私は売れていない。
お客さまから選ばれていない。

この現実をきちんと直視した。

ということは、何かが足りない。何かが間違っている。

上手くいかない原因を環境や他人のせいにするのではなく、自分で引き受けた。
『被害者意識』を捨て、自分で責任を負った。

だから、「じゃあどうしたらいいのか?」に、意識が向くようになったんです。

売れている人がやっていて、自分がやっていないこと。
売れている人が出来ていて、自分が出来ていないこと。

その差を考え、その差を埋めるために、試行錯誤を繰り返しました。

「成長とは、負けの解像度を上げること」

どいちゃんも、「名言だね」と申しておりました。

負けを認めるのは痛いことかもしれない。
でも、成長には、成長痛が伴います。

まずは『負け』を認めよう。
そこからすべてが始まります。

事実は事実として淡々と受け入れ、

  • 自分はなぜ負けているのか
  • どこが足りないのか
  • どこが出来ていないのか

『負け』の解像度を上げていきましょう!

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